Concept
研究テーマ
こちら をご覧ください。
人材養成
本ラボのコンセプトは実践的な研究人材を輩出すること
です。
(研究活動以上に、教育活動を第一としています)
実践的な研究人材とは
集約すれば下記の項目を満たすことができる人材です。
- 稼ぐことができる
- 長期的な視野にたって勝負すべきテーマを見つけ出すことができる
- チームとして動くことができる
上記を実現するため、既存の制約を越えて研究できる環境・体制を構築することを目標としています。
本ラボではとりわけ上記の環境・体制を学生(高校生、高専生、大学生、大学院生、短大生)に提供していきたいと考えています。
問題意識
というのは、日本の学校教育では上記を習得できる機会が十分ではないと考えているためです。この3つの項目は、社会に出れば否が応でも身につけなくてはいけないスキルです。(いわばビジネス感覚であったり、人間力であったり、コミュニケーション能力といわれる類でしょう)
では今の社会で直接的にこの3つを学ぶことができるのはどの時点かといえば、一般的には学生を終えて社会人として働きだしてからでしょう。たしかに社会人になって必要になってから身につければ良いともいえるでしょう。
しかし、何のために幼稚園・保育園から学び続けているかといえば、この第一の回答としては、経済的に独立して飯を食べるためでしょう。そして、高度なプロフェッショナル性を身に着けて、第一線の場で働けるようになることでしょう。それにはほとんどの場合には、自分ひとりで完結せず、さまざまな人と協力して仕事を行っていく必要があります。
また、多くの場合学ぶためには目的が必要であり、目的には動機が必要で、動機はリアリティから由来するものと考えています。リアリティはある状況下におかれて強く必要性を感じる場合や、自身が必要な立場になったり、人から求められる場合においてより強く感じるものであると思います。その意味において、社会人はリアリティのある環境にあり、置かれた状況からなりたい姿をイメージしやすい立場にあるといえるのではないでしょうか。
目指すこと
ここで冒頭の人材像の話に戻ります。
ラボが目指すのは、学生でいながら社会人としての立場を提供すること
です。
ここでいう社会人の定義を明確に言語化すれば、下記の条件に当てはまる人です。
- 責任を以て仕事を達成することができるがゆえに、安定した収入を得ることができる。
- 稼ぎがあるために、学びへの投資にけちけちする必要がない。
- ただし、一定の労働時間を拘束されるため、自由に使える時間には限りがある。
制約があるから、反面教師としてやりたいことが出てくるというのは自然なことです。また、責任感のある仕事をするうえでぶつかった課題への強い関心が、より克服したい意識を強くすることでしょう。
こういった状況下において学生という立場であったとしたら、いかがでしょうか?授業も研究も学びたいことに一心につぎ込むことができたとしたら。
社会人になったら簡単にイメージできることが時間的制約等によりできず、現役学生は自由度が高いものの目指すべきものを絞ることができない。
これが現行の社会構造であると考えています。
ラボでは次のような体制をつくりあげていきたいと考えています。
現役学生は社会人(としての立場)も経験し、
本当に勝負したいことをチームで挑戦し、稼ぐことができる。
経済的にも能力的にも独立しているが故に、
いわゆる新卒採用というルートを通らず、自身にあった就職や仕事を選ぶことができる。
実施していること
以上のコンセプトにしたがって、とりわけ研究人材の育成に絞って活動しています。
現行の社会が実施できないことを補う一役を担えたらと考えています。
まだほんの少し活動し始めたに過ぎませんが、大きな大きな目標達成に向けて日々邁進して参ります。